サラダコンセプトのファストカジュアル

ファストカジュアルレストランの話題をレストラン情報誌でよく見かけるようになりました。　その中には、健康的なイメージを前面に出しビジネスを行っているチェーンも多くあります。　例えば、サラダコンセプトのレストランがそうです。　２０００年頃からＮＹのマンハッタンでブームとなったトスサラダのコンセプト、それを見た時には、最もアメリカ人が好むコンセプトの１つだと思い、マンハッタン以外のマーケットを考えていたものです。　それから１０年、昨年頃からサラダの市場が大きくなりファストカジュアルのサラダコンセプトチェーンの話題が頻繁に流れるようになりました。　それまでのサラダコンセプトは、スープ＆サラダバーのAll You Can Eat型レストランで商品を特化することなく主張が弱いものでした。　ファストカジュアルのサラダコンセプトは、サラダの提供と低カロリーなラップフードやスープなども提供し、健康指向の消費者に受け入れられています。　

３月には２０店舗以上のチェーンで栄養素の表示義務が課せられます。　ミシェル・オバマ大統領夫人は、国民に健康意識を植え付けようとレストランや食品小売業界団体と積極的に会合を持ち、低カロリーのメニューや食品の提供を求めています。　　消費者は、益々、｢健康」や「低カロリー」という言葉を耳にするはずですから、サラダコンセプトのカジュアルレストランの動向に注目しておく必要があります。
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