急速なFC展開

グルメバーガーと表現していますが、アメリカではベターバーガーと表現されているファストカジュアルのハンバーガーコンセプト、今は戦国時代のごとく各地で店舗数を伸ばそうとしています。　出店には資本が必要ですから、投資家を頼る企業がほとんどです。　カリフォルニア州サンディエゴ周辺に３店舗出店をしたバーガーラウンジは、２月１４日にコネチカット州にある投資企業のバックアップを受けて展開すると発表した。　これから、ロサンゼルスやサンフランシスコへとマーケットを選びながら慎重に出店をすると創業者は語っています。

オバマ大統領もハンバーガーを購入したことで話題になったファイブガイズ・バーガー＆フライズは、２００２年からフランチャイズ展開をし８年間で７００店舗以上出店しました。　南カリフォルニアの店舗を見てみましたが、特に商品やコンセプトに感動するところはありませんでした。　店舗のシステムや運営状況を見ているとバーガー市場激戦地区の南カリフォルニアでは、存在すらも危ないのではないかと思えるほどです。　急速にＦＣ展開した企業は、システムが十分確立されていない場合があります。　コンセプトの維持や検証をすることなく店舗を増やし、一時期を過ぎ、売上が落ち着いてくるとＦＣジーとの問題が起こりがちです。
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