KFCの新旧ロゴと店舗

アメリカのKFCは、日本のようにカーネルサンダースの人形が入口に立っているわけではありません。 そのためKFCは、カーネルサンダースを画像化しロゴとして創業者を消費者に印象付ける試みを行っています。 
しかしながら、消費者の世代が変わるとともにそのロゴの人物が誰なのか関心を持たない消費者が増えているのです。 2010年9月に行ったKFCの調査では、18歳から25歳の10人に6人は、この人物が誰なのか分かっていないということです。 KFCとしては、若者にカーネルサンダースのイラストが受け入れられるようにイラスト画像を若返らせ、店舗のリモデルを進めています。 それで認知度が上がるとは思いませんが、店舗の側壁には必ずKentucky Fried Chickenの文字が表示されるようになってきているのも、”KFC”の意味合いも理解しない人達が多くなってきている結果だろうと思います。 
フランチャイジーの中にはこのようなKFCを維持する処もあり、我々にとっては企業の動きを比較できる事例として参考になると思います。
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