バーベキューコンセプトは根強い

1990年代後半にバーベキューの新しいコンセプトが、西海岸にもニューヨークにも生まれ、派手ではありませんでしたがバーベキューブームが起こりました。 2000年初めころは、メディアはオーガニックやローカーボ(低炭水化物)食品など健康ブームの情報を流し、レストラン業界ではバーベキューチェーンが積極的に出店をするという時代でした。
その後、健康ブームの流れは確かにそのまま続き、市場は確実に大きくなってきています。 バーベキューブームはというと、当時生まれたカジュアルバーベキューレストランコンセプトが出店店舗数を落とし市場が飽和状態になりつつあるようです。フェイモスデイブ(本社:ミネトンカ、ミネソタ州、約180店舗)は、当時、最も好調だったカジュアルバーベキューレストランでしたが、今の出店数は年間数店舗に留まっています。 しかし、べーべキューコンセプトが終わったわけではなく、ミート&ポテトの国は南部にその市場を持ち続けています。 そして、バーベキューレストランも小型化しファストカジュアルへとコンセプトを変え、シェーンズ・リブ・シャック(本社:アトランタ、ジョージア州、2002年に創業66店舗)のように南部を中心に店舗を増やすチェーンも出てきています。 やはり、バーベキューは、根強い人気があります。
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