笑えるミステイク、笑えないミステイク

どちらも笑えないのかもしれません。 先週、アメリカでは、2つのミステイクが報道されました。
笑えるミステイクというのは、USポストオフィスの作成した切手です。 USポストオフィスは、普通郵便切手によくアメリカの星条旗をデザインにすることがあります。今回その他に自由の女神をデザインに採用して切手を作ったところ、その自由の女神のデザインのもとになったのは、ニューヨークのスタッテンアイランドにそびえ立つ自由の女神ではなく、ラスベガスのホテルNew York New Yorkにある自由の女神のレプリカだったという話です。 スタンプの写真や写真の比較はこちらのサイトにどうぞ。https://www.linns.com/Liberty_042511.aspx
笑えないミステイクというのは、カジュアルレストランで起こったことです。 デトロイトにあるアップルビーズ・ネイバーフッドグリル&バーに15ヶ月の乳児を連れて食事に行った夫婦が息子のためにオーダーをしたアップルジュース。 アップルジュースとしてカップで提供された中身がマルガリータミックスだったという話です。 アップルビーズのような低価格帯のカジュアルレストランでは、カクテル用にプリミックスのアルコールを使うことが多く、そのペットボトルのラベルが剥がれていたようです。 要するに管理が徹底されていない結果です。 アルコールとジュース類が同じところにあることが不思議ですが、誰かがラベルが剥がれていたので確認をせずにアップルジュースと勘違いして、そのボトルを移動させたのでしょうね。 実は、3月に別のカジュアルチェーンでも2歳児にオレンジジュースと間違えてトロピカル・サングリアを提供したというミステイクが起こっています。 
どの職種でもそうですが、毎日のルーティンワークをしていると、思い込みや確認がおろそかになりがちです。 思い込みで物事を判断しないことが大事ですね。
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