外食企業売上ランキングに変化の時代

どうも、長くアメリカの外食業界を見ていますとハンバーガー大手チェーンが常に業界トップの座を占めているような気持ちになりますが、その時代は終わりアメリカ外食業界も新たな時代へと移り始めています。
マクドナルドの業界1位の座は不動ですが、その他のハンバーガー企業は水をあけられるばかりです。 ブラジル系の投資企業に売却されたバーガーキングは、どうも明るいニュースがありません。 今後もアメリカでの業績はあまり期待できないように思います。 この時期にコンサルタント企業のテクノミック社が、アメリカの外食企業TOP500ランキングを発表しますが、2010年のバーガーキングのランキングは第4位です。 第5位がウェンディーズで、その業績次第ではバーガーキングを追い抜く可能性もあります。 
マクドナルドに次いで業界2位は、前年同様サブウェイです。 そして、バーガーキングに代わって業界第3位になったチェーンは、スターバックスコーヒーでした。3年ほど前に業績不振店舗を数百店整理しましたが、ハワード・シュルツ氏のリードの下、業績は復活しています。 
テクノミック社の発表した外食業界TOP10チェーン
 1.マクドナルド
 2.サブウェイ
 3.スターバックス
 4.バーガーキング
 5.ウェンディーズ
 6.タコベル
 7.ダンキンドーナツ
 8.ピザハット
 9.KFC
10.ソニックドライブイン
バーガーキングは、3Gキャピタルマネジメント社が買収した後、7年間CM担当してきた広告宣伝会社との契約を切り、広告宣伝費を極端に落としています。 逆にスターバックスコーヒーは、広告宣伝費を倍増させた結果が売り上げに繋がっているようです。
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