ロングホーンステーキハウスの展開

ロングホーンステーキハウスは、１９８２年にジョージア州アトランタで創業したステーキレストランチェーンで、今は、ダーデンレストランツ社（本社:オーランド、フロリダ州)のチェーンの一つです。　ダーデンレストランツ社については何度も書いていますが、レッドロブスター、オリーブガーデン、ロングホーンステーキ、キャピタルグリル、シーズンズ５２など、カジュアルレストランを展開する最大の企業です。
１９９０年前半は、アウトバックステーキ、ローンスターステーキと共にカジュアルステーキレストランブームを作り上げたほどでしたが、ブームはステーキチェーンの乱立を招き、９０年後半から強まる健康ブームは消費者をステーキから遠ざかるという現象をお越し、ステーキチェーンが淘汰される時代に入りました。
ダーデンレストランツ社は、カジュアルステーキレストランの可能性を見て取ったようです。　原材料意の価格、最低賃金が上がる中、リーズナブルな価格で高い商品クオリティーを提供できるのはステーキです。　カジュアルステーキが評価を上げた１９９０年前後のアメリカは、景気後退から回復途上の時期です。　今のアメリカの経済を考えると、再び、カジュアルレストランが受け入れられてよいはずです。　ダーデンレストランツは、まず１００店舗リモデルをし、現在３３州内に３５０店舗あるロングホーンステーキハウスを次の１０年間に倍増しようと考えているようです。

foodrestcom@gmail.com