ベーカリーカフェコンセプト

ベーカリーカフェのオーボンパン(Au Bon Pain)の店舗がリモデルをし、サラダをお客様が自由に作ることができるコーナーなどもあるようです。 ご存知かも知れませんが、オーボンパンは1984年にボストンで創業したクロワッサンを中心としたベーカリーカフェのコンセプトでした。 1991年に上場し93年に当時セントルイスでヨーロッパブレッドを数多く取り入れていたベーカリーカフェコンセプト、セントルイスべ―カリー&カフェに関心を持ち買収をします。 そして、その後、オーボンパンという企業そのものを売却し、企業はセントルイスべ―カリー&カフェとしてそのベーカリーカフェコンセプトを発展させ、後にパネラブレッド改名し、全米にベーカリーカフェブームを起こしたのです。 セントルイスでは、セントルイスべ―カリー&カフェの店名を残しています。
パネラブレッドは1460店舗ほど既に出店し、つい最近カナダのトロントに出店をし始めています。
売却されたオーボンパンは、2000年からコンパスグループの系列となり、何度か過去にリモデルを行っています。 今回のリモデルは、オペレーション側に負担がかかる可能性が高く運営が難しそうです。 しかし、コーヒーショップがベーカリーを販売し、新たなべイクド商品を用いたファストカジュアルも生まれていますからベーカリーカフェとしても新たな展開を求められているのは事実です。 コンセプトをどのようにすれば生かせるのか、どの企業も悩むところです。 
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