しっかりとした教育とは

3月11日の震災時、ディズニーランドのキャストが来園客がパニックに陥らないように園内全てのものを使ってリラックスさせ、お客様をコントロールする様は、普段からの教育訓練がいかに大事かを物語っていたように思います。 
外食産業でも80年代までのマクドナルドは目を見張るものがあったと思います。 そのイメージを持ち続けていると、今のマクドナルドに落胆することが多くさびしくなります。 先日、渋谷の黒マックでこんなことがありました。 マックフルーリーを一旦二階客席に持ち運んだお客様がカウンターに戻って来ました。 商品が違ったのか、やり取りの中でその商品は差し戻されてしまいました。 驚いたのがそのあとです。 差し戻された商品を再びブレンダーにかけ、同じ商品のオーダーが入っていた別のお客様に提供されたのです。 シグネチャー店舗で働くマクドナルドのクルーが、そのような判断をしてしまうことにマクドナルドの教育に大きな失望感を感じました。 しかも、クルーの格上の人がその行為を行ったのですから最悪です。 その人が新しいクルーを教える立場の人ではないように祈ります。 「メイドフォーユー」という言葉は何故生まれたのか。 考えると心に風が吹き抜けていく思いです。 
マクドナルドの教育は別格という時代は終わったのかもしれません。
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