フードセーフティーへの動き

7月1日からカリフォルニア州食品取扱教育法(Food-handler training law)が施行されています。 食中毒事件を起こさない為の対策として、カリフォルニア州内のフードサービス業に携わる90万人の従業員に一定の知識を持たせ、食品取扱いへの意識向上を図ることが目的です。 
従業員は、オンラインで全米レストラン協会(NRA)の教育プログラム(Serve Safe)のカリフォルニア州用特別カリキュラムを勉強し、テストで70点以上を取ればフードハンドラーの証書が発行されます。 それをプリントアウトして雇用主に提出し、雇用主は保健所の検査官が来店する際に提示することが義務付けられています。 
カリフォルニアに順じて同様の法律は、他州でも成立するようです。
米国疾病予防管理センター(CDC)では、毎年7600万人が食事を通して食中毒や病気伝染を受け、その内の32万5千人が入院し5千人が死亡していると報告しています。 従業員の知識とそれを維持する意識が、本当に大事です。
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