チキン、チキン、チキン

7月最初の週末は、独立記念日の休日を加えて連休になりました。 その週末にだけバーガーキングがオリジナルチキンサンドイッチ($3.69)を$1.04で販売をするプロモーションを行いました。 その1週間から10日前の6月下旬に、ファストフードチェーンがこの夏の商品として次々とチキンサンドイッチの販売を始めています。 6月24日からカールスJrとハーディーズで手作り感をアピールする商品名のハンドブレッデッド・チキンフィレサンド($3.99)が提供されています。
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同じ価格でもジャックインザボックスではボリューミーなセット商品が提供されています。(写真) $3.99リアリー・ビックチキンサンドイッチコンボが、この夏限定で販売されています。 シーフードチェーンのキャプテンD’sもサウスウエストチキンサンド($4.29)をメキシカンフードのデルタコではアルティメートグリルドチキンブリトーが新発売されています。
チキンチェーンは、5月末に動き出しています。チキン業界4位のチャーチスチキンが、業界2位でオリジナルチキンサンドをシグネチャーアイテムに持つチックフィレAに対抗して、チキンサザンサンドイッチ($2.49)を新商品として打ち出しました。 
チキン業界第1位のKFCは危機感をかなり感じていて、2009年に発売をしたノンフライのグリルドチキンを改良し、アメリカ人の好きなホワイトミート(胸肉)のボリュームをアップして、この独立記念日の週末から新たなプロモートを掛けています。 フライドチキンに関しては、5000人以上の店舗キッチン従業員の中からチーフチキンオフィサーを選出しています。 オリジナルレシピーを守るため企業内向けのスポークスマンとして活躍する予定です。 KFCとしては、商品クオリティーの維持向上を内外に打ち出しています。 うまく機能すとよいですが・・・。
消費者には健康を、業界にはフードコストを、チキンの需要はますます増える一方です。
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