アウトバックステーキハウス、リモデルを急ぐ

グランドオープニングから5年以上経つと、そのレストランを来店客が友人、知人に紹介する率が落ちてくるというデータ(SMGベンチマークデータベース社)があります。
1988年にフロリダ州タンパに1号店をオープンしたアウトバックステーキも、その時から23年が経ちました。 ホールディン会社OSIレストランパートナーズ(本社:タンパ、フロリダ州)は、ここ数年内に保有チェーンをアウトバックステーキハウス、カラバスイタリアングリル、ボーンフィッシュグリル、フレミングプライムステーキハウス、そしてロイズの5つに整理しましたが、業績は今だ低迷しています。 そこで、コアチェーンであるアウトバックステーキハウスの業績回復のため、昨年から店舗のリモデルを進めています。 2010年に60店舗を終え、今年、2011年は4月の段階で150店舗のリモデルを計画していましたが、最近の発表では175店舗にまで店舗数が引き上げられています。 業績回復のための企業の焦りのようなものを感じます。 加えて、メニューアイテムにシーフードやサラダ、そして、あぶり焼き商品などを増やし、一部レストランで実施しているランチタイムの営業店舗を増やしています。 リモデル後の店舗では客数が5%ほど伸びているようですから、できるだけリモデルを進めたいと考えるのも理解できます。 
アウトバックステーキハウスは、現在、米国内に778店舗、昨年から18店舗減らしています。
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