バーガーキングのこれから

バーガーキングの厳しさは、まだまだ続きそうです。 
バーガーキングは、昨年10月にブラジル系投資会社3Gキャピタル社(本社:NYC、ニューヨーク州)によって買収されました。 新体制となって、2か月後の昨年12月、本社社員261人を含む430人ほどを解雇しリストラを行っています。 今年3月、4月頃には旧マネジメントスタッフの退任や辞職が続き、新体制の下で方針が変えられつつあります。 例えば、2年前から進めていた新プロトタイプ店舗「20/20」の展開のストップ、7年間バーガーキングの広告宣伝を担当してきた広告代理店との契約解除、よって「キング」のキャラクターもこれからは使われません。 旧体制は、ファストフードのコアカスタマーである18歳~34歳の客層をターゲット層としてビジネス行ってきていましたが、新体制ではメニュー幅を広げ、マクドナルド同様広い客層を対象としたビジネス戦略を取るようです。 ということは、より健康的な商品をメニューに取り入れていくのだろうと考えています。 バーガーキングでは、新商品として、リアルフルーツスムージーやサラダなど新商品をテストマーケットで販売していますし、8月22日から全米でガクァモレ入りのカリフォルニアワッパーを販売します。
メディア作戦よりも商品に重点を置く路線は正しいと思いますが、また、マクドナルドとの差別化ができないフォロアーのバーガーキングがその先にはあるようにも思えます。
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