セルフチェックアウト

スーパーやディスカウントストアーなどでは、来店客が購入する商品を自分でスキャンし支払いを済ませるセルフチェックアウトシステムが、10年ほど前から採用されています。 しかし、今年に入ってシステムを取りやめるスーパーマーケットが続出しています。 もっとお客様と接する時間を取るべきだという議論が上がっているからだと言われています。 確かに分からないでもないですが、多くのスーパーマーケットはセルフチェックアウトシステムを一部のキャッシュアウトレーンに導入していて、有人、無人のどちらを選ぶのはお客様次第ということになるわけです。 チョイスがあるということは良いと思うのですが、アルバートソンズ、ウィンディキシー、コスコなどセルフチェックアウトシステムを撤去し通常のレーンへ再転換しています。 
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それでは、セルフチェックアウトシステムを100%採用しているスーパーマーケット、フレッシュ&イージー・ネイバーフッドマーケットの場合はどうでしょうか。 フレッシュ&イージーは、英国のテスコが対面販売セクションを省き、パッケージフードと多くのプライベートブランドの陳列、セルフチェックアウトという21世紀型スーパーマーケットというコンセプトで4年前に南カリフォルニアに出店しました。 現在、カリフォルニア、アリゾナ、ネバダの3州に176店舗を展開しています。 今はフレッシュ&イージーでも、セルフチェックアウトレーンに必ず従業員を配置しているレーンを作っています。 顧客のニーズからサービスを変更せざる終えないのでしょう。 一方、昨日スーパーマーケット業界の調査結果が発表されました。 顧客動向を調査するイムパシカ社が、消費者1万6千人にスーパーマーケットのテクノロジーで最も評価するものを聞いた結果、65%の人がセルフチェックアウトを一番に上げたと発表しています。
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スーパーマーケット業界と消費者の間にはへだたりがありそうです。
foodrestcom@gmail.com