ザガットとグーグル

Google(グーグル)がZAGAT(ザガット)を買収したというニュースが流れました。 モトローラの買収では、これからの通信事業を大きく変える動きとして画期的だと思えましたが、ZAGATの買収はどうなのでしょうか。 ZAGATは5年ほど前からホームページを持ちレストラン情報を提供していましたが、会員制であったため無料のレストラン情報サイトYelpやTripadviserに負けていて、Web事業が発展していませんでした。 確かにローカルなレストラン情報をGoogleで検索した場合、情報はCitySearch、Yelp、Zagat、OpenTableなど複数の情報サイトが上がり、検索した人は自分なりの判断でそれらの情報サイトに詳細な情報を求めるわけで、それがポータルサイトの役割でもあるわけです。 Google PlaceにZagatが持つコンテンツを活用するということは考えられますが、ZAGATのレストラン評価システムはYelpなどとは違い、よりレストラン経営者との関わり合いが深い人たちがレストラン評価をしているので、ZAGATのコンテンツをGoogleが無料提供した場合には、その点のアジャストメントが必要になってくると思います。 
Zagat夫妻は、組織に残られるようですから、これからのZAGATがどのように変化してくるか楽しみですね。
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