ヤム・ブランズ!が2チェーン売却

KFC、タコベル、ピザハットを主力に、現在は海外(特に中国)展開を進めているヤム・ブランズ!社(本社:ルイビル、ケンタッキー州)が、2002年に買収をした2つの古参ファストフードチェーン、シーフードチェーンの「ロングジョンシルバー(LJS)」と1919年創業でルートビアでブランド力がある「A&Wレストランツ」の売却先が決まりました。 ヤム・ブランズ!社は、1997年にペプシコ社がフードサービス部門をスピンオフした時に主力3チェーン(KFC、タコベル、ピザハット)コンセプトを展開をするという意味でトライコン・グローバルレストランツ社として創業したのですが、2002年の2チェーン買収で展開コンセプトが増えたため社名をヤム・ブランズ!社に改名しました。
同社は、その当時から米国内に複数コンセプトで出店をする複合店舗(2インOne、3インOne)出店に力を入れていましたので、LJSとA&Wの2チェーンは主力コンセプトの引き立て役として買収されたわけです。 しかし、ここ5年ほど前からヤム・ブランズ!社は海外展開に重点を置く戦略を取リ続けていて、2チェーンは戦略にそぐわ無いと判断され売却という結果に終わりました。 2チェーン共、各チェーンのフランチャイジーによって別々に買収されることになるようです。

A&Wとロングジョンシルバーのツーインワン店舗
A&Wとロングジョンシルバーのツーインワン店舗

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