ファストカジュアルレストランに参画

景気が低迷しているアメリカもホリデーシーズンに入ります。 全米小売業連盟(National Retal Federation) では、今年のホリデーシーズンは例年の伸びほどではないものの前年比で2.3%伸びるだろうと見てます。 レストラン業界では、全米レストラン協会(National Restaurant Association)が毎月業界の動向を指数で示すレストランツ・パフォーマンス・インデックス(RPI)は、5カ月間連続して100を下回っている状態です。 別の調査では、業界の客数は伸びているが売上が上がっていないと示されています。 今年は倒産する企業も多く、CKEレストランツ、バーガーキングなど大手企業を含むM&Aも活発です。 また、コンセプトを見直すところ、店舗デザインのリニューワルを行うところ、他チェーンとの複合店を行うところ、競合するチェーンとの争いより生き残るための戦略を模索しているところが目立ちます。 その一つの例として、ファストカジュアルレストラン業態への参入が挙げられます。 カジュアルレストラン「ルビーチューズデイ」が、まだ10店舗程度のフレッシュメキシカンコンセプトのファストカジュアルレストラン「ライムフレッシュメキシカングリル」のエリアFCジーとして参画し店舗展開を行います。 そして、デニーズも「デニーズカフェ」というファストカジュアルを、また、ファストフードの「クリスタルバーガー」がファストカジュアル店舗を作り上げます。 アメリカでは、市場に参入するスタイルとし、最も消費者に受け入れられる業態が、ファストカジュアルレストランなのです。

FCRテンダーグリーン
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