最低賃金上昇の州

今年1月1日から八つの州、そして、サンフランシスコで最低賃金が上がりました。連邦政府で定められている最低賃金は$7.25ですが、アリゾナ、オハイオ、オレゴン、コロラド、フロリダ、モンタナ、バーモント、ワシントンの8州では、$7.65~$9.04の最低賃金をスタートさせています。 全米で最も最低賃金の高い地区は、今年からスタートしたサンフランシスコ郡の最低賃金($10.24)です。 ちなみに、現在のカリフォルニア州の最低賃金は、$8です。
全米50州の内43州では、最低賃金もチップ得る職業とそうでない職業で金額を変えています。 全米で7州(アラスカ、オレゴン、カリフォルニア、ネバダ、ミネソタ、モンタナ、ワシントン)がチップの有無の差を設けず一律に最低賃金を定めています。 よって、その地区での外食ビジネスは人件費をいかにセーブするかが経営のポイントになります。 QSR(クイックサービスレストラン)コンセプトが多く生まれている要因でもあります。
minimumwage
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