シアトルベストコーヒーとシナボンの日本再上陸

シナボンとシアトルベストコーヒーがTwo in Oneで六本木に出店したことで両ブランドが同時に再上陸を果たしたと話題になっています。 両ブランドとも1998年にAFCエンタープライゼズ(本社:サンディースプリングス、ジョージア州)に買収され、しばらくの間、姉妹ブランドになっていました。 その後、AFCエンタープライゼズは、2003年にシアトルベストコーヒーを米国内展開権をスターバックスに売却し、2004年に残るハワイ及び海外事業そして軍隊内の展開権とシナボンをフォーカスブランズ社(本社:アトランタ、ジョージア州)に売却したのです。 それで、フォーカスブランズインターナショナル社のCEOがコメントされているというわけです。 アメリカでは、フォーカスブランズ社はサンドイッチのシュロッキーズ、シナボン、そしてアイスクリームのカーヴェルの3ブランドが入るThree in Oneの出店を進めています。 例えば、アメリカでは、バーガーキングがシナボンのミニボンを朝食アイテムの一つにし、コーヒーはシアトルベストコーヒーを採用しているように、どちらのブランドも商品コンセプトとして存在できるものです。 マーケットによっていずれかのブランドを主張する店舗作りになるのでしょう。 

ちなみに、スターバックスが展開するアメリカ国内のシアトルベストコーヒーは、買収以来スターバックスと一線を引くためコーヒー豆の販売に徹していましたが、2012年3月にフリースタンディングのプロトタイプ店舗をシカゴ郊外に、また、6月にニューヨーク市のブルックリンにFC店舗を出店するなど、コーヒーショップの店舗展開を始めています。

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