Umamiバーガーに続くコンセプトに育つか

2009年に創業したUmamiバーガーは、ロサンゼルスからニューヨークまで店舗を出すようなチェーンにまで育ってきましたが、創業者でシェフのアダム・フリーシュマン氏は今年1月には企業から離れています。
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そのフライシュマン氏は、別の企業グループと共にロサンゼルスにいくつかのコンセプトを新たに創っています。 その一つが『チョコチキン』です。 それがレストラン名です。 このレストランではダークチョコレートを入れたバターでフライしたフライドチキンを提供しています。 レストランは、天高でメタリックなイメージのあるバーのような処なので、商品の奇抜さと提供スタイルがレストランのイメージにマッチしていないように思います。 
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提供されてくるフライドチキンはチョコレート色、つまり焦げて真っ黒のようにも見えるのですがナイフで切ってみれば下の写真のようです。 チキンの食感もよく提供ソースもユニークなものなのでトータルなコンセプト作りがしっかりしていればスムーズな展開ができるのだろうと思います。 
「旨味」は10年も以上前にアメリカでも調理用語になっているわけですが、今回フライシュマン氏はフリーレンジの鶏を『Jidori(地鶏)』と呼び、再び日本語を使ってUmamiバーガーのようにレストランを印象付けようとしているようですが、開発が進むLAダウンタウンの南端の立地では認知されるには時間がかかるように思います。 来年には2号店がサンタモニカに予定されているようですから2号店がオープンしてからがこのコンセプトの動きがみられるところだろうと思います。 
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