ソーシャルメディアとレストランの裏メニュー

日本でもレストランの裏メニューが存在し、それが美味しいと話題になることがよくあります。 
チェーンレストランでもメニューに表示しないアイテムが存在するところがあります。 アメリカではそれらを「シークレットメニュー」と呼ぶのですが、この2、3年、ソーシャルメディアの発展と共に話題になることが多くなってきました。  2000年代初め頃にローカーボダイエット(炭水化物の摂取を減らすダイエット法)が流行ったことがあり、南カリフォルニアのイン・アンド・アウトバーガーが、お客様の要望に応じてバンズの代わりにレタスを用いたレタスラップバーガー「プロテインバーガー」を提案提供したことがありました。 それが、今もシークレットメニューとして販売されています。 現実には、お客様が頼めばそのようにバーガーを作ってくれるわけですからシークレットでもないのかもしれませんが、イン・アンド・アウトバーガーでは、その他にも「ダブルダブル・アニマルスタイルバーガー」、「フォーバイフォー(4X4)バーガー」などが有名です。  
その他、チポトレのケサディアを使ってブリトーを作る「ケサリート」、マクドナルドの朝食が終わった時にはエッグマックマフィンをマフィンからバンズに変えて提供する「マック10:35」もシークレットメニューとして話題になっています。 ソーシャルメディアで話題になるシークレットメニューですが、レストラン業界は益々ソーシャルメディアマーケティングが重要な時代になりました。
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