KFC(ケンタッキーフライドチキン)の方向性

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KFC(ケンタッキーフライドチキン)が、4月14日から全米5200店舗で販売を開始したノンフライドチキン、ケンタッキーグリルドチキンは、KFCの企業名までKGCに変わるのではというほどの力の入れようでした。
4月27日に「National UnFry Day」として無料で商品を提供、その日は全米で400万ピースが配られたと言われています。 そして、5月5日には人気TVトークショーのオプラとのコラボで、2ピース・グリルドチキンミール(2サイド+ビスケット)を無料で提供するオンラインクーポンを放送後にダウンロードできるという企画を実施しました。 その数は、600万枚ダウンロードされたと言われています。
それほど、グリルドチキンに力を注いだKFCですが、最近、新たな商品が発表されています。 名称は、「ダブルダウン」。 これは、フライドチキンをバンズに見立てたボリュームある商品で、2枚のオリジナルレシピー(胸肉)の間に、チェーズ2種類とベーコンを挟むというものです。 カロリーは、1200に達するのではないかと言われています。 莫大なプロモーション費用を掛けてグリルドチキンの販売に力を入れる動きとダブルダウンでボリュームのあるフライドチキンを提供しようとする動きを見ると、いかに、ファストフードが顧客ターゲットを広げているかが分かります。 バーガーチェーンでも同じ動きを見ることができます。

KFCのダブルダウン
KFCのダブルダウン

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