食中毒への対応

12日の「サラダ」の末尾にも書きましたが、5月6日頃アメリカ東部で
食中毒が発生し、その原因がロメニレタスのパック詰めサラダで
大腸菌O-145が検出されました。 メーカーは全面的に商品を回収しています。

米国農務省は、アメリカの2大食中毒原因菌のサルモネラと
カンピロバクターの発生を抑えようとチキンとターキーについての
調査を決めました。 少し時代遅れになっている検査機構を
オーバーホールしようというのがオバマ政権の考えなのですが、
どこまで進むでしょうか。

昨年もサルモネラ菌に汚染されたピーナツ、レタス、ほうれん草、
唐辛子類などで食中毒が立て続けに続き、中でも大手ピーナツ加工工場から
流れたため食品産業にも大きな打撃を与えました。
米国疾病予防管理センターは、年間でサルモネラでの食中毒は
年間140万件で約500名が亡くなっていると推定しています。 
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