食中毒(ロメニレタス)とFDAの調査

FDA(米国食品医薬品局)は、今回起こった大腸菌O-145の汚染ロメニレタスによる
食中毒の調査を始めています。 
ロメニレタスは、カリフォルニアの企業アンドゥリュースミス社が
アリゾナ州ユマで収穫したものです。
(葉物、特にレタス類はカリフォルニアとアリゾナで時期をずらして収穫されます。)
そのロメニレタスは、アリゾナから中部のオハイオ州の会社や
ミシガン州のディストリビュータ企業に販売されたようです。 
製造企業のアンドゥリュースミス社は、この時点で消費期限は過ぎている可能性が高い
と発表しています。 ロメニレタスの袋詰めサラダを製造したワシントンDCにある
フレッシュウェイフーズ社は、23州に販売した商品を即座に回収しています。 
しかし、その他バルクで流れたロメニレタスは何処に流れて行ったのか、
今、FDAが調査をしているところです。

大腸菌O-145の場合は、O-157より見つけにくいようです。 
その判定検査が出来る所も検査所の5%ほどの数しかないようです。
食中毒となったのは、ミシガン州、オハイオ州、ニューヨーク州内の
19名で12名が入院しており、内3名が容血性尿毒症症候群で重症ということです。 
野菜は、よく洗って食べないといけませんね。