KFC、カーネルサンダースを知らない世代

今年、日本では、ケンタッキーフライドチキン創業40周年記念のキャンペーンが行われています。
ケンタッキーフライドチキンの創業者カーネルサンダース生誕120周年記念の年にもあたります。
カーネルサンダースの誕生日9月9日から9月15日まで「カーネルバースデイパック」のTVコマーシャルをキャンペーン・アンバサダーの綾瀬はるかが行っています。

先週、アメリカのKFCが調査において、チェーンのコア世代である18歳から25歳の世代層でカーネルサンダースが認知されていないことが明らかになりました。
 ・31% KFCの創業者を知らない
 ・52% ロゴにある人はアイコンとして企業が作り上げたもの
 ・61% KFCのロゴを見てカーネルサンダースだと答えられない

kfclogo-s

そして、アメリカでは社名を10年ほど前からKFCとしていますが、このKFCという社名とケンタッキーフライドチキンという名前と関連付けられる若者も少なくなってきているというのです。
KFCでは、ウェブサイトKFC.comで、カーネルサンダースのポートレートスケッチを募集してカーネルを意識的に認知させようと努力しています。

この調査をみると、日本ケンタッキーフライドチキンが店頭にカーネルサンダースの立像を置いてビジネスしてきた40年間は無意味でないことが分かりますね。
foodrestcom@gmail.com