コカコーラ フリースタイル

5月21日からシカゴのマコーミックプレースで第92回NRAショーが開催されています。 広大な会場では、レストランやホテル産業界に関連する食品、飲料、機械、機器、備品企業、団体、学校などが出展しています。 その中でも、長年出展して大きなスペースを取っているのがコカコーラとペプシのソーダファウンテンメーカーです。
2010年のアメリカソーダファウンテン市場において、ダイエットコークがペプシコーラのマーケットを上回り、コカコーラとダイエットコークが1位と2位を占めたことになります。 今は、コカコーラでもブラックだ、ゼロだ、C2だ、シトラスやライム味だとかどんどん種類が増えています。 
コカコーラ社(本社:アトランタ、ジョージア州)は今年で創業125年になりますが、2009年に106種類の商品を1台のディスペンサーで提供できる「コカコーラ・フリースタイル」という機械を発表しました。 レストランに実験を兼ねてリースをしています。 ウェンディーズ、ジャックインザボックス、ファイアーハウスサブズ、ペイウェイ、ファイブガイズ、スティーヴィB’sピザなどが一部店舗で採用をしています。
NRAショーの中でも、実際に来場者がその機械から商品を選んでいるのですが、コカコーラ社は、その種類を125周年位合わせて125種類に増やして提供をしています。 125種類という商品数は最大の特徴ですが、その他にも従来のシロップよりも30倍も濃縮されているため、バックヤードにシロップの保管などが必要なく、このマシンのスペースだけで全てが完了するということです。 商品の定量管理ができ、シロップ再発注用の販売データから顧客の好み、マーケットリサーチが可能だということです。(ただし、このデータはコカコーラ社が管理をしています。)
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