消費者のニーズに応える店づくりを

先日、ある大手レストラン企業の部長様と話をしていました時に、『コアコンセプトとは別に新コンセプトを立ち上げると企業の性格がどうしても出てきますね。』と言われていました。 社内で新規コンセプトを立ち上げる場合に、どの企業でも体験されていることだと思います。 企業の営業方針や企業文化がどうしても影響してしまい、コンセプトを立ち上げた当初は違ったイメージでスタートしても、徐々に徐々にコアコンセプトの営業に近づき違いを失ってしまいます。 それは、新規事業のプロジェクトチームが組まれた時にチームリーダーとして企業のコアコンセプトで育ち上がった人(達)が就任するケースが多いからです。 新たなコンセプトを作り上げる場合は、外部ブレインを参加させコアコンセプトを作り上げ、独立した意識の社員を育て上げることが大事なのです。 なかなか難しいことです。
残念ですが、大手のレストラン企業は企業のアイデアを消費者に提案するばかりで、消費者ニーズに応える店づくりをされているところは少ないですね。 もっともっとアメリカの外食産業を見習うべきだと思います。
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