USDA(米農務省)、ポークの調理温度基準を変更

USDA(農務省)は、ポークの最低限の調理温度を華氏160度(71.1℃)から華氏145度(67.8℃)に下げて、調理後に火から下して3分間のスタビリゼーションをすれば良いという調理基準に変更しました。 基準温度にされていた華氏160度の調理温度はビーフやラムなどと同様の調理温度なのですが、近年の養豚場の衛星基準を家禽類並みに厳しくしているため病原菌の発生を抑えられているというのが調理温度を下げた理由のようです。 でも、ポークロイン、ポークチョップのような厚みのあるポークを調理する場合は、従来通り華氏160度で調理するように、そして、温度はデジタル温度計で測ることを勧めています。 
アメリカの今のポークは、20年前と比べて赤み率が16%上がり飽和脂肪は27%低下しているようで、ポークテンダーロイン(ヒレ)はスキンレスチキンと同じくらいに健康的だそうです。それでも消費量は伸びていませんね。 
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