ダーデン社、レッドロブスターをスピンオフ

カジュアルレストラン低迷は、最大手ダーデンレストランツ社(本社:オーランド、フロリダ州)にも及んでいます。
12月19日、2014年度の第二四半期ダーデンレストランツ社の3コンセプト(レッドロブスター、オリーブガーデン、ロングホーンステーキ)全ての売上が前年を下回りました。 特にレッドロブスターの売上は前期より4.5%低下、客数7.7%減少と業績悪化が目立っています。 同社の株主であるヘッジファンドのバーリントンキャピタルグループ(本社:オマハ、ネブラスカ州)がチェーンの売却と業績改善策を求め、ダーデンレストラン社はレッドロブスターのスピンオフを来年5月から始まる2015年度中にスピンオフないし売却をすると発表しました。 確かに再三にわたるコンセプトの活性化策を取ってきたにもかかわらず業績が向上せずいるのは事実ですが、1995年に食品会社ゼネラルミルズ社からスピンオフされレッドロブスターの創業者ビル・ダーデン氏の名前を取ってダーデンレストランツ社と命名したわけですから維持継続してほしいですね。 バーリントンキャピタルは、ダーデンにオリーブガーデンの売却も迫ってくるだろうと言われています。
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