フローズンヨーグルト

pinkberry
ここ数年、再びフローズンヨーグルトが話題になっています。 ブランドで言えば、Pinkberry, Red Mango, Freshberry, U-Swirl, Very Chill, Snowberry, Iceberry, Cefiore,
Roseberry, Yogurberryなど、かなり氾濫していますので、どれだけ、個々のブランドが持続するか分かりません。 今回ブームのメインとなるブランドは、「ピンクベリー」、「レッドマンゴー」です。 
「ピンクベリー」は、2005年に韓国のフローズンヨーグルトブームを受けて南カリフォルニアで創業し、その好調さを見て韓国のNo1「レッドマンゴー」が南カリフォルニアに上陸したというわけです。  この2社は、今もFC展開のためフランチャイジーを増やし続けています。 両社の全米展開は時間の問題でしょう。 しかし、これはやはり商品コンセプトの展開ですから、どのブランドであろうが消費者が簡単に手に入る程度の広がりがあれば、それで市場の伸びは終わる可能性を秘めています。 それを見込んでか、既に「レッドマンゴー」社は、ジュースで全米展開をしている「ジャンバジュース」社の筆頭株主になり、足元を固める一面も見せています。
先に再びと書いたのは、30年前、70年代後半に「TCBY(The Country's Best Yorgurt)」や「ペンギンズ」、「ヨークリーム」というブランドが核となり80年代全米にフローズンヨーグルトブームが起こたからです。 今もTCBYは、全米で600店舗以上を展開するNo.1フローズンヨーグルトチェーンです。 どこまで、新しいチェーンが店舗を伸ばし、消費者の支持を得れるかがこれからの見ものです。 
余談ですが、80年代のフローズンヨーグルトブームを受けて「TCBY」はUCCコーヒーと提携し日本にも出店しました。  今も「TCBY」は日本に存在しています。 
残念ながら、フローズンヨーグルトそのものが、日本人にはソフトクリームのように見えるために、食した時の味とイメージの違いで消費者の支持を得ることが出来なかったのでしょう。
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