アンガスビーフバーガー

angus
色々なチェーンがブラックアンガスビーフ(黒毛牛)を使ったバーガーを提供していますが、食べた時に肉の香りがするバーガーは少ないものです。 市販される牛肉の中でもアンガスビーフ認証牛は値段も高めですから、それを使うとバーガーのイメージがアップし高級感があるので各社が採用して商品開発を行うのでしょうが、どうも疑問の残るところです。 
アンガスビーフ認証牛については、日本でもファミリーレストランやステーキハウスがアンガスビーフを使ったステーキやハンバーグが提供されていますからメニューに使用されているUSDA認証マークを見たことがある人もいると思います。 
少し古い話になりますが、5年前のUSA Today紙にアンガスビーフについての記事が掲載されたことがあります。 その記事の背景には、2001年頃からファストフードチェーンでアンガスビーフを使ったバーガーが出始め、2003年にはバーガーキングがアンガスビーフバーガーを全米で提供し始めたからです。 その記事の中で、専門家が(ブラック)アンガスビーフ認証プログラムは、その牛が黒毛(51%以上)であるかどうかで決まり、遺伝子レベルの問題ではないという件がありました。 そして、USDAが認可しているアンガスビーフ認証プログラムは30以上も存在し、
遺伝子レベルで認証するプログラムは4つしかないとレポートしています。 つまり、ブラックアンガスだからといって肉質が一定しているというわけではないということです。 アンガスビーフを使って提供されているチェーンの中でも写真を掲載したTopz Healthier Burger Grillのバーガーは、牛肉の香りのするハンバーガーでした。
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