サラダ

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アメリカ人の食生活やレストランの食事にサラダは付き物です。
一般のスーパーマーケットに行っても、野菜といえばサラダを作る葉野菜が
多く並べられています。 肥満体の人が増える中で、サラダを食べることは
健康意識を維持する上で大切なアイテムになっているのです。

あまり栄養のバランスは考えていませんよね。 
野菜を食べているという自分に対するエクスキューズ(言い訳)。
「健康」については常に語られているアメリカですが、サラダは1990年代に
大きく変化をしてきました。
それまでにも存在したサラダとスープの専門店が次々と生まれ、
ファストフードもサラダを販売に力を入れる様になりました。 

1999年にマクドナルドの「マックサラダシェーカー」が登場したのも、
低迷していたサラダの売上げを上げるために、ハンディーに提供しハンディーに
食べれるサラダ商品として開発されたものです。
スーパーでは、カットレタスにドレッシングとクルトンを付けてパック詰めにし、
家に持ち帰り封を開けボールにサラダを掘り込めば簡単に食べられる
パッケージサラダの販売が始まり、時代と共にそのバラエティーも増えました。  
2000年代に入って、サラダはどんどん独立したアイテムとして
その存在価値を高めています。 
レストランのメニューにランチサラダ、ディナーサラダが定着しているのもその表れです。
しかし、サラダが常に抱える問題は食中毒です。 
パッケージサラダは、工場でレタスが洗浄されカットされ、
サニタイズされ洗浄され袋に入れられ窒素充填され商品化しているはずなのに、
大腸菌が残り食中毒が起こるケースが時折あります。

 
先週5月6日、パッケージサラダ大手のフレッシュウェイ社の商品を食べて
食中毒が起こり、結果、大腸菌O-145が検出されました。 
勿論、すぐさま商品はリコールされています。
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