アメリカのステーキレストラン

8月の終わりにカジュアルステーキレストランのローガンズ・ロードハウスグリルが売却されました。 そして9月10日、ステーキやスペアリブが売りのカジュアルレストラン、クレーム・ジャンパーが会社更生法にあたるチャプター11を申請しました。 
この5,6年でアメリカ人の食生活が大きく変わり、特にレストランでサービスを求めない世代が増えています。 ファストカジュアルレストランが年々持ちはやされ、テーブルサービスレストランにとって冬の時代が続いています。 特に、カジュアルステーキレストランの業績は、高まる健康意識の向上も影響してか低迷しています。 90年代前半のリーダーだったアウトバックステーキ、ローンスターステーキ、ロングホーンステーキ、ローガンズロードハウスの中で、2006年アウトバックステーキは創業者グループに、ローンスターステーキは投資会社に売却され、2007年にロングホーンステーキはダーデンレストランツ社に買収されています。 そして、今年8月末のローガンズ・ロードハウスです。  9月15日には、ローンスターステーキが不採算店19店を閉店したというニュースも流れています。
クレーム・ジャンパーの倒産はショックです。 景気が良くなれば、サービスと商品クオリティを重視したカジュアルレストランですから、再び、業績を上げる日が来ることだろうと期待しています。
logans
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